「佐川急便の不正アクセスって、自分の荷物も関係あるの?」 「怪しいSMSが来たらどうしよう、、、」
ニュースを見て、そんなふうに思った方はいませんか?
今回は、佐川急便の 「お荷物問い合わせサービス」への不正アクセス を取り上げます。荷物の追跡のようなネットのシステムが狙われた事例です。初心者にもわかりやすく解説していきます!(アイキャッチ画像はイメージです。)
- 佐川急便が、お荷物問い合わせサービスへの不正アクセスを発表した
- 氏名・住所・電話番号などが、外部に流出した可能性がある
- クレジットカード情報とパスワードは、含まれないとされている
何が起きたの?
佐川急便は9月30日、「お荷物問い合わせサービス」への不正アクセスを発表しました。個人情報が外部に流出した可能性がある、という内容です。
その後も、続報(第4報)が出ています。また、被害を広げないために、同社は一部のWebサービスを停止しているそうです。
ようするに、「荷物の場所を調べるサイトに、悪い人が入り込んだかもしれない」ってこと!
出典
- ecnomikata「佐川急便、不正アクセスによる個人情報流出の可能性を発表【第1報〜第3報】」
- ScanNetSecurity「お荷物問い合わせサービスに不正アクセス 第4報」
- INTERNET Watch
流出した可能性がある情報
報じられている範囲では、次の情報です。9月30日から約100日さかのぼった分の、累計データだとされています。
- 荷物の送り主と届け先の、氏名・住所・電話番号
- 運賃契約のあるお客様の、同様の情報
- 「スマートクラブ」に登録したお客様の情報(メールアドレスや会員IDを含む)
一方で、クレジットカード情報とパスワードは、含まれないとされています。
また、流出した件数は調査中で、はっきりした数字は確認できていません。ですので、この記事では件数を書きません。
ITの面から見ると
今回のポイントは、荷物の追跡という、身近なネットのサービスが狙われたことです。しかも、送る側だけでなく、受け取る側の情報も含まれる可能性があります。
そのため、影響は佐川急便の利用者だけにとどまりません。たとえば、横須賀市は、ふるさと納税の寄附者情報が流出したおそれがあると公表しています。ただし、これは「おそれ」の段階で、実際の流出が確認されたわけではありません。
ほかの物流事業者でも、近い時期に似た事案が報じられています。ですが、同じ攻撃者や同じ手口だという情報は、公表されていません。混同しないように注意してください。
出典
- 上の3つの記事(ecnomikata、ScanNetSecurity、INTERNET Watch)
私たちが気をつけること
名前・住所・電話番号は、ニセの連絡に使われる可能性が、ないとは言えないと思います。そこで、一般的な対策をまとめます。
- 身に覚えのないSMSやメールのURLは、開かない
- 荷物の確認は、公式アプリか公式サイトから行う
- 不安なときは、佐川急便の公式サイトで、最新のお知らせと問い合わせ先を確認する
なお、上の対策は、佐川急便の発表にあるものではなく、一般的な注意点です。最新の情報は、必ず公式サイトで確認してください。
個人の見解
ここからは、事実ではなく、私の考えです。
いちばん気になったのは、荷物を受け取る側も、情報が含まれる可能性があることです。自分は何もしていないのに、住所や電話番号が関わるかもしれません。これは、ちょっと怖いと思います。
一方で、続報が出ていることは、利用者にとってありがたいと思います。何が分かっていて、何が調査中なのかが見えるからです。
今後は、「荷物の連絡は、公式アプリや公式サイトから確認する」くらいの習慣が、あると安心かもしれません。便利なサービスほど、ニセの連絡も紛れやすいと思います。
この記事は2026年10月25日時点の情報です。続報で内容が変わることがあります。
まとめ
今回は、佐川急便の不正アクセスについて紹介しました。
荷物の追跡のような便利なサービスも、狙われることがあります。だからこそ、怪しい連絡は開かず、公式の情報から確認するのが大切です。
セキュリティの話題としては、PHPの緊急セキュリティ更新の記事もあわせてどうぞ。ほかのニュースは、時事ニュースの一覧からも読めます。
続報が分かったら、またお伝えしていきます!


コメント