「AIに名前や住所を入れて、大丈夫なのかな、、、」 「仕事の資料を貼って相談したいけど、漏れたら怖い」
情報漏えいのニュースが続くと、そんなふうに思いませんか?
この記事では、AIに入れない方がよい情報と、設定の見直し方を整理します。読み終わるころには、「これは入れない」という自分なりの線引きができるはずです。
- Anthropic は、お金の情報、健康の記録、パスワード、社外秘の資料に気をつけるよう案内している
- Claudeの個人向けプランは、会話をモデル改善に使うかを、設定で選べる
- ChatGPT・Geminiは、公式の設定画面で、いまの設定を確認する
AIに入れない方がよい情報
Anthropic の公式ヘルプには、Claudeに大切な情報を入れるときの注意が書かれています。特に、次のものに気をつけるよう案内されています。
- 金融情報(口座やカードなど)
- 健康の記録
- パスワードやログイン情報
- 社外秘の書類や、個人の書類
これはClaudeの案内ですが、ほかのAIでも同じ考え方で使うと安全だと思います。たとえば、「知らない人に見せてもいい内容か」で考えてみてください。見せたくないものは、入れない。これがいちばん簡単な線引きです。
ようするに、「パスワード・お金・健康・社外秘は、AIに入れない」と覚えておけばOKってこと!
だから、迷ったら入れない、が基本です。名前や住所を伏せて、「Aさん」「東京都内」のように言い換えて相談する方法もあります。
出典
Claudeの設定を確認する
Anthropic の公式ヘルプによると、Free・Pro・Max・Ultraの個人向けプランでは、会話を学習に使うのは、利用者が許可した場合だけです。許可の設定は、プライバシー設定(claude.ai/settings/data-privacy-controls)で、いつでも変えられると書かれています。
ほかにも、次の点が書かれています。
- 会話をレビューする前に、ユーザーIDとの関連づけを自動で外す
- 許可した場合でも、アクセスできるのは、モデルの学習に関わる少人数の担当者
- シークレット(incognito)チャットは、モデル改善に使われない
- 安全のために自動で見つかった会話は、許可していなくても、安全対策の目的で使われることがある
最後の点は、見落としやすいので注意してください。「設定をオフにしたから、何を入れても絶対に大丈夫」とは言えません。
だから、設定を確認したうえで、大切な情報は入れない、の両方をおすすめします。
ChatGPTとGeminiの設定は?
ChatGPT・Geminiについては、今回、公式ヘルプのページを開けませんでした。そのため、設定の名前や初期状態を、この記事では断定しません。
第三者の解説記事では、ChatGPTは「設定」の「データ管理」にある項目、Geminiは「Gemini アプリのアクティビティ」で、学習やデータの扱いを変えられると紹介されています。ただし、これは公式で確認できていない情報です。画面の表示は変わることがあるので、ご自身のアプリの設定画面で、いまの内容を確認してください。
なお、私自身は、各サービスの設定画面を、この記事のために操作して試したわけではありません。
個人の見解
ここからは、事実ではなく、私の考えです。
AIは便利ですが、「会話が自分のノートの中だけで終わる」と思い込むのは、少し危ないかもしれません。便利さと引き換えに、何を渡しているかを、一度立ち止まって見るのが大切だと思います。
おすすめは、使う前に、自分用の「入れないリスト」を作ることです。パスワード、口座番号、マイナンバー、社外秘。これだけでも決めておくと、慌てずに済むと思います。
この記事は2026年11月6日時点の情報です。設定の名前や初期状態は、あとから変わることがあります。
まとめ
- 「入れないリスト」を作ると、迷わず使える
- Claudeは、設定で学習への利用を選べると公式に書かれている
- 設定をオフにしても、安全上の例外があるとされる
- ChatGPT・Geminiは、今回、公式情報を確認できなかった
まずは、使っているAIの設定画面を開いて、いまの設定を確認してみてください。そのうえで、パスワードやお金の情報は入れない、というルールを決めておきましょう。
来週も、AIを安全に使うコツをまとめていきます!


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